保育理念
1.入所する子どもの最善の利益を第一に考え、その福祉を増進します。
2.保護者養育力向上に寄与します。
保育の基本方針
保護者と共によりよい協力関係を築き、共に子どもの成長を歓び、子育て家庭を支えます。
地域の様々な人や機関と連携を図り、地域に開かれた保育所として、地域の子育て力の向上に貢献していきます。
保育目標
「いつも『ありがとう』と いいます」
「おはなしを よくききます」
「みんな なかよくいたします」
こんな保育園でありたい
子どもの「育ちの場・遊びの場」である。
みほとけ様に見守られ、和顔愛語のあふれる場である。
園舎のコンセプト
〇保育園は誰のもの〜子どものため、そして子どもたちを育てる親・先生のため、 子どもたちの目の高さで設計された園舎です。
また、子どもたちの心に寄り添った、工夫がいっぱいの手づくり園舎です。
〇子どもたちの体にやさしい環境〜園舎はデンマークの天然素材で作られています。
北欧デンマークの高断熱、高気密の建築工法で作られ、天窓などの空調・採光設備により、建物自体が吸収し、自然に冬暖かく、夏涼しい、明るい園内です。
- 子どもたちの主体性を育てる
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• 「子どもがまんなか」子どもたちが本当にやりたい遊び、やってみたい活動が十分にできる「環境」(空間・時間・人のかかわり)を創り出す。
• 集団生活の中でも、遊びや生活(食事・睡眠・排泄など)が、一人ひとりの子どもの欲求に応えていける保育。
• 異年齢で子ども同士がかかわり合いの中で協働的に育ち合う。
- サークルタイム(対話) 〜自分の思いを言葉にする、お友達の声を聴く〜
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• 子どもたちが数人のサークル(輪)になり、今日どんなことがしたいか(見通しをたてる)、今日の出来事を伝え合い(振り返り)、明日への楽しみに広げていく。
• 子どもたちが自分の思いを伝えたり、お友達の思いを聞いたりして、経験を拡げたり、いろんな考えの中からどうしたらよいのか、一人ひとりの声を大切にする。
- @遊びこむ保育
豊かな遊び環境の中で、子どもたちが自由に、自ら遊びを見つけ、友だちや保育者とふれあいながら、主体的に遊ぶことを大切に、異年齢保育を行っています。保育室には温もりのある木のおもちゃ・ままごとなどのコーナーや、園庭や広場では季節の遊びを、やってみたいことができる遊び環境(空間・時間・人との関わり)を作っています。
- A絵本を楽しむ保育
- 絵本は、感受性、想像力を高め、色彩感覚や言葉の習得に繋がります。毎日の読み語りだけでなく、子どもの手に届くところにいつも絵本を置いています。子どもの選書会(ぐりぐらえほんかん)や絵本の貸し出し、毎月の「こどものとも」の購読は、クラスで読み語りした後家庭に持ち帰ります。絵本は、親子のコミュニケーションにもなり、子どもが生涯「愛された」と思う、大切な記憶のひとつにもなります。さやま保育園では、保護者会からたくさんの援助を得て、絵本の子育てを応援いただいています。
- B造形を楽しむ保育
造形活動は子ども達にとって、自分なりの物の見方で探究することです。子どもたちは、自分の五感で感じた「やってみたい」(興味や疑問)を自分なりに模索し、自分だけの答え(作品)を表現します。子どもはすでに、一人ひとり物の見方を持っていて、それを崩さず存分に探究できる空間と時間を楽しみます。そこで今年度から、毎日が作品展!、その日の作品を、エントランスや園内に展示していきます。いつでもミュージアムです。
- C音楽を楽しむ保育
子どもたちは、自分でやりたい表現を、友達と対話を通して、協働的に創りあげていく力を持っています。好きな音楽を選んだり、やりたい表現を考えたり、仲間を認め・励まし・感謝の心も生まれます。本物の音楽に出会う機会を大切にします。
- D食育を楽しむ保育
食べ物の「命」をいただき、生かされているという感謝の心を育て、それが、「まことの保育」へと繋がります。
「食べたい時間」に「食べたい量」を「食べたい友だちと」「食べたい場所で」いただく主体的な給食を!!
季節の野菜を育てクッキングしたり、ルーから作るカレー作り、さつまいもを栽培し「すくも」で焼き芋、サンマクッキングなどを体験し、食の旬や味や香りの中で育ちます。
- E自然の中で保育
子どもと自然との触れ合いを大切に、空や野山などの季節の変化を感じる中で、自然事象に興味が持てるよう、
お散歩や園外保育、春はつくし取り、夏は虫、秋は木の実や木の葉・芋ほり、冬は雪や氷あそびを楽しみます。
- F地域の中での保育
世代間・異年齢の交流、小学校との連携交流・老人施設との交流を通し、日頃から地域の方々に温かく見守られ、育てられています。「子育て支援センターさやま」の併設。